図書館で検索したら、それと今日ご紹介する本が見つかったので両方借りています。最初にこちらを読みました。新書判ですぐ読めそうだったので。
麻生さんは作詞家でいらして、1996年に京都に転居、1999年から町家暮らしを始められたそうです。
よく 「桜の、紅葉の、穴場を教えてください」 と聞かれるそうですが、「早朝に勝る穴場なし」 が麻生さんの見解だそう (^^)。
紹介されている寺社のうち、数えてみたら45ほど訪ねていました。
でも麻生さんの文を読んでいたら知らないことだらけなのに気づきました。寺社の成り立ち、どこを見るべきか、いつ訪れるべきか、など詳しく書いてくれています。
そして麻生さんは家元から茶道を習っていらっしゃることから、一般の観光客が入れない茶室なども訪問することができる。京都では、何かのツテがあれば入れない場所にも入れたりするんですよね。
この本にも載っている、「桂離宮」 「仙洞御所」 「修学院離宮」 も、私は父の知り合いを通じて行きたい日、行きたい時間に行く許可をもらえました。
それと驚いたのは、「応仁の乱で焼失」 という記述の多いことでした! 応仁の乱がなかったら、もっと古い寺社仏閣が残っていたでしょうに。
最後の章 「修学旅行をやり直すなら」 では、「清水寺」 「金閣寺」 「銀閣寺」 「西芳寺(苔寺)」 も紹介されていますが、意外と観光客が目を向けない寺社があるものですねぇ。それをいくつかご紹介します。
「泉涌寺」 山内の「今熊野観音寺」 「来迎院」 など渓谷沿いの道 モミジのトンネル
「新熊野神社(いまくまのじんじゃ)」 の大楠 樹齢900年。後白河上皇お手植えと言われているそう
「産寧坂」 の石段を下りてすぐ、「興正寺」 の別院への参道脇の東へ入る道 夕陽に絞られた紅葉のしずくが坂へ落ちる
「八坂通」 から見る「八坂の塔」 「八坂通は、京都の小路の中でも二、三を競うビジュアルクイーンだそう
山科の 「勧修寺(かじゅうじ)」 花好きのかたにおススメ。庭はまるで極楽浄土のようだそう
「泉涌寺」 山内の 「悲田院」 紅葉のシーズンで 「泉涌寺」 に観光客があふれかえっている時でも人気のない隠れ寺。 京都盆地の眺望よし
いかがでしょう? 今度上洛なさる時、こういうあまり人に知られていない穴場を訪れてみては。
今日は赤子を預かりました。どうやって時間を稼ごうか考えた末、アリオ亀有に連れて行くことにしました。ベビーカーも持って行きましたが、ほとんど楽しそうに歩き回っていました。
疲れたので、そろそろ寝そうです。ゆっくり寝てくれると良いのですが (^^)。