杏さんに好感を抱いたのは、BSの旅番組で杏さん自身が語ったことからでした。
ご両親 (父親は渡辺謙さん) が離婚して、このままだと高校に行くのも経済的に難しいと感じた杏さんは、収入を得るため高校を中退。ニューヨークに行ってモデルのオーディションを受け始めたと言うのです。
芸能人の娘さんだし裕福に育ったんだろうなぁ、と思っていた私には衝撃の告白でした。
この本には、初めての主演TVドラマや、初めてのミュージカルの裏話などが大げさな言葉は使っていないのに心に残る文章でつづられています。若いのにこの文章力、表現力!
歴女としても有名な杏さんの新撰組への想いはたいしたもので、その原点は中学時代に読んだ 「風光る」 というマンガでした。「幕末青春グラフィティ」 と銘打たれたこの作品で、杏さんは一気に幕末の虜になったそうです。
警察官だったおじいちゃんの話、黒柳徹子さんとの交友関係、始球式のための一所懸命な練習、ニューヨークやパリでのモデルの仕事のことなどなど。興味深い話がてんこもりの本でした。
なんて言うんでしょう、自然体なのに情熱家、って言えば良いのかな? そんな杏さん、私には珍しく気になる好きな女優さんです (^^)。
ラジオ番組で相づちの打ち方がわからなかった杏さん、無言ではラジオだから伝わらない、「はいはい」 はうるさい、「うんうん」 は目上に対して失礼、ということで悩んだ末の「ふむふむ」 だったそうで、この本のタイトルはそこから来ているということです。
今日は何時から赤子を預かったら良いのか、娘が何も言ってなかったのでのんびり寝ていたら、「締め切りが午後の1時になった~!」 とのこと。
お化粧もせずに帽子とマスクで顔を隠し (^^;)、急いで赤子を受け取りに行きました。
9時半から夕方の4時まで面倒みたら、主人も私もグッタリ。でも赤子は機嫌よく歩き回って遊んでいます。
家に送り届けたら主人が、「もうめんどくさいから夕飯はスシローで済ませよう」 と。入院前から主人の体調が悪かったから、外食は本当に久しぶりです。空いてました。
娘から、「Mたん、昼寝した?」 と訊いてきました。「しない」 と答えたら、「今、寝ました」 とのこと。あれだけ動き回ったら疲れるはずです。
背伸びしてのドア開け ↓。開けては閉める、を数限りなく繰り返していました (^^)。案外、手ははさまないものですね。
疲れました~!