私もいわゆる 「ハンデ」 がある人間だと思っています。「ツエをついている」 「高齢である」 「持病(高血圧、心房細動)がある」 から。
この本の著者は、「ハンデ」 のあるお父さんを連れて、お母さんと3人で41日間のヨーロッパ個人旅行を実践した経験を元にこの本を書かれました。
当時、お父さんは78歳。しかも心臓の持病と糖尿病で通院している身。その上、後縦靭帯骨化症を患ってらして、短距離の移動を除いては車椅子が欠かせない状況だったそうです。
そしてお母さんも逆流性食道炎を患っていらしたそうです。
そんな3人でしたが、41日間のヨーロッパ旅行を41万円でなさったんですねぇ。
「ハンデ」 のある人は、「個人旅行なんてムリじゃないか」 と思いがちですが、著者は 、「誰でもハンデを持っている。あなたがハンデだと思っていることは、実はハンデではない」 と言っています。
特に印象に残ったことは
「海外旅行に行くための車椅子は、軽さを重視して選ぶべき」
「車椅子用のエアポンプは用意して行ったほうが良い」
「荷物はなるべく小さく」
「1泊目以外は予約していかないほうが良い」
「1000円札を多めに持って行く」 などなど。
最後の第5章では、「ガイドブックに載っていない要注意情報」 として
「トイレの注意点」
「市内交通の注意点」
「犯罪被害に遭わないための注意点」
「クレジットカードの注意点」
が載っていて、これらも 「ハンデ」 のある人だけじゃなく一般的にタメになる情報だな、と思いました。
お父さんは、ヨーロッパ個人旅行の2年後に脳梗塞を起こされ、右半身マヒになられました。それでもバリアフリーに難のある東南アジアを周遊されているそうです!
フォントも行間の具合も、読みやすい本でした。これは大事なことですよね。
近頃、赤子を夜返しに行って、その足でスーパーに行くようになりました。
昨夜は9時に返して 「ライフ」 に寄り、レジで計算を待っていたら、すで買った商品を袋に詰めている男性の服装に見覚えがあるような気がして顔を見たら...婿さんでした (^^)。
いつもは終電で帰る婿さんですが、昨夜は早帰りできたようです。いつも何でも撮る私はすかさず婿さんと主人の写真を撮りました (^^;)。
同じスーパーによく行くとわかっていたのに、なぜか婿さんと遭遇することは考えていなかった私。婿さんのほうは 「会っても不思議はない」 と思っていたそうです!
後で娘に、「1分違ってたら会わなかった」 と言ったら、「すごい偶然だよねぇ」 と返してきました。
またまたどうでもいい話しでしたねぇ (^^;)。